CHAZEN史上最大の作戦
昨日のブログ、意味不明すぎた。自分にしか通じない言語......。
というのも、生きる歓びと生きていてよかったヨロコビで胸いっぱいになり、頭おかしくなってたわ(いつもやろ)。
昨日のヨーガ・スートラクラスにて、お茶の時間にわいわい言いながらみんなでケーキを食べていたところ、突然立ち上がって司会の挨拶を始めた人がいた。
なんだなんだ? どうしたというのだ?
明らかに空気の流れが変わったので、いったいなにごとかと思ったら、森のCHAZENのオープンおめでとう? しかもお祝いのプレゼントをくれるとか言ってる......。
いやびっくりするわー。
そんな気配みじんも感じなかったものー。
みんな突然のリトリートハウスにびっくりさせられて、コメントもほとんどなかったからねー。
こちらもお祝いされるようなことという認識もないから、まさかまさかの展開で。(むしろ誕生日おめでとうって言われたなら、普通に、ある程度予想ができるサプライズであったと思うけど)
何やら贈呈式めいた中で渡された包みの中をチラッと見て、「わーっ!!」と歓声を漏らしたら、
「そこじゃない。そこじゃないから」と。
見えたのは本体を包んだ袋だったのだ(その袋だけでも十分すごいのだけど)。
で、その袋を開くと藍色の布が......。
そこで一瞬頭に浮かんだのが「もんぺ?」
先日来、もんぺを手作りするという話が上がっていたのでそれかなと思ったのだ。
が、開いてぶったまげー。
それは40の刺し子をしたモチーフがつながった美しいパッチワークキルトであった。
糞掃衣━━━━ヽ(‘∀`)ノ━━━━!!!!
糞掃衣についてはちょっと前にその実物を拝見する会があった。
なんちゅーナイスなアイデアなの〜!
40のモチーフは40人がそれぞれひとつずつ縫ってくれたものだという。そして、糞掃衣を入れる袋と同様に作ってある袋には刺し子をしてくださった40人の名前が刻んであり、それを見てまたぶったまげー。あんな人やこんな人まで縫ってくれている!
ちょっとぉ〜、これスゴすぎませんか〜。
なんでもみんなふたつ返事で引き受けてくれたそうで、男子も含まれているし、こんなことしそうにない人までもれなく名が連ねてある。
もうもう感激しすぎて「わーっ」とか感嘆の言葉しか出てこなかったですわー。唯一思い浮かんだのが、あの世にも持っていきたいってことで、「死んだら棺桶に入れてね」って、へんなコメント。
しっかし、忙しい毎日なのにこんな面倒なことやらされて申し訳なかったなあと思ったら、意外にもみんな縫う作業が楽しかったというコメント。
そりゃそうですやん! ちくちくは瞑想ですやん〜。
いろんな意味で秀逸すぎる作品である。
私の伝えてきたことをすべて反映しているという、ヨガ教師冥利に尽きる作品である。
しかし、このような贈り物をいただくような価値が私にあるだろうか。
こんな素晴らしいプレゼントをもらうだけのことをしているだろうか。
プレゼントが偉大すぎて自信がなくなってきた......。
いやいや、これは大いなる励ましなのだ。私がしっかりと、やるべきことをやって、あるべき姿でいるための大いなる励ましと考えよう。どうやって感謝の気持ちを伝えたらいいのかわからないけれど、ほんとうに身に余る光栄です。ありがとうございます。
それにしても、プロジェクトは夏頃から始まっていたようで、私にバレないよう気取られないよう秘密裡に進められていたそうだ。その仕掛け人たちの企みと、みんなのちくちく縫っている姿を想像するとニヤニヤしてしまう。
おそるべしCHAZEN生なり。
してやられたー。