CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

脱穀

今まで田んぼの作業日はいつも晴れていたのですが、はじめての曇りときどき雨。”美しい日本の里" 風味連日の雨や曇りでハザに掛けた米が濡れて、きのう一日の晴天で乾くかどうか......ということで、実は、昨夜になって「明日の脱穀作業は中止」という連絡が…

なくても大丈夫

先週の茶禅会で提案し、本日、久しぶりに粥坐の会を開催しました。坐禅の前にはみんなそろって永平寺式の雑巾掛けを。これをやってから坐ると気分が違うのです。そして、みんなでやるとあっと言う間にきれいになります。坐禅のあとに、これも永平寺式の作法…

アシュタンガが音楽であることについて

ヨガスタジオで教えていたころ、ちゃみさんのサンスクリットカウントが好きと言ってくださる人が多かったのだけど、それはある一定のリズムの中で動き続ける心地よさによるものだと思っている。初めて行ったマイソールから帰国直後に担当することになったハ…

作務という瞑想

「ここはよー、ヨガ教室なんだってよ。半分ずつやるしかないな......」昨日の朝、最後の数人が練習しているとき、外壁補修の足場で職人さんが話している声が聞こえてきた。すかさずベランダに出て、工事の内容など聞き込み調査をする。次の工程はベランダの…

ひたすら打ち上げます

春先に大入り満員で始まった新しい座学のクラスも、気づけば「あの人々はどこに?」 そのうち「そして誰もいなくなった」?だんだん人が減っていくのは恒例なのですが、その理由について思いを巡らせて、もうちょっと工夫したほうがよかったかなどと反省はし…

欲がなくなると、欲に気づく

人間の欲について考える日常を送っていると、欲も実にさまざまあることがわかる。かつての自分は、常に「ひとかどの人間」になろうとしていた。それは多くの人が持っているであろうごく普通の、人間としての中身を充実させたいという欲望であり、それを向上…

アシュタンガを続けられる人・離れていく人

アシュタンガを続けられる人と離れていく人は何が違うのだろうか。 ふとそんなことを思ったりするが、それはアーサナの能力やあきっぽいなど性格の問題ではないような気がする。アーサナがすいすいできちゃうとか、何やってもぜんぜんうまくできないとか、ま…

実りの時

あの、炎天下の草取りからひと月半。chazen.hatenablog.com田んぼは実りの時を迎えていました。風にたなびく黄金色の稲穂 稲は自ら大きくなったわけですが、いよいよ成長した姿を見ると実に感慨深いものです。 よくぞ無事育ってくれたと。りっぱに育っている…

手放すほどに豊かになる

朝日のアフロヘア記者のことは、なんとなくは知っていた。けれど、何ひとつ読んだことはなかった。最近になって彼女の『寂しい生活』という本のことを知り、瞑想しているイラストの表紙に反応してさっそく図書館で借り、蓼科行きのお供にしたのだった。一晩…