CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

2022-01-01から1年間の記事一覧

出会って、めぐって、やる気になって

理事長が元気に18歳8ヵ月の月誕生日を迎えられて、干からびる寸前だった私もうるおいを取り戻し、ぼちぼち動き始めている。世の中は暗くなる一方だけど、個人的には明るい光が差し込んだ今週である。ひとつめは、某嬢がオンラインセミナーの情報を知らせてく…

頭痛に漢方、腸活もね

本日は漢方喫茶にて、主に頭痛のお話をいたしました。ちょっとわかりにくいタイトルをつけてしまったのですが、何をしたかったかというと、要は「鎮痛消炎剤飲まなくても頭痛治るよ」という話です。つまり、「できるだけそういったお薬に頼らないで過ごせた…

武相荘へ小さな旅

何かにつけ迷い揺れていた30代のある日、フッとこんな考えが降りてきたのです。美しいか美しくないかを判断の基準、行動の規範にすればいいのだ、と。社会的な常識や人の思惑などに縛られず生きていくには、自分の中にルールができていなければならない。そ…

恐山の番組と随聞記を読む会のお知らせ

先日のヨーガ・スートラクラスでちらっとお話しした南直哉老師の番組がアーカイブで見られるようですので、リンクを貼っておきます。コロナの第4波で搬送困難が相次いだ関西で訪問看護をされている方が恐山の老師のもとを訪れ、その胸のうちを老師に語るとい…

離欲について思い出したこと

世間的には3連休となった先週の金曜日はレッド+呼吸法の実践クラスで、定員を超える予約が入っていたにもかかわらず、大雪(にはなっていないのだが)で体調を壊す人続出で、出席者が半分に。それはそれでちょっと番外編っぽく、楽しい時間でした。そして、…

やっぱり侘び飯

食養生のことを考えると、ちゃんとしたものを食べたいと思うわけです。いいものは食べなくていいけど、なるべくなら正体不明のあれやこれやが入っていないものを食べようと思うのです。しかし、そういう観点で品物を選ぶとなると、普通のスーパーなどでは購…

治すのは漢方ではなく自分

基本の勉強を終えて漢方養生指導士となった9月から、実践研修のつもりで漢方相談を始め、初心者としては十分な機会を与えられている。そればかりか、相談案件第一号からヒットの感触を得ることができ、何らかの改善が確認されたという基準で見ると打率は9割9…

命について考えること

少し前に映画『心と体と』を観た。すごくいい。作り方がうまい。ストーリーも、テーマも、表現もすばらしい。ありきたりではないラブストーリーが主旋律として流れる。2人を結びつけるのが鹿の夢。その鹿たちの映像がまた美しい。まるで鹿が台本に合わせて演…

印哲喫茶が濃密すぎる件について

印哲喫茶第1回「バガヴァッド・ギーターの世界とその死生観」は、なんだかめちゃくちゃ濃ゆいクラスになりました。従来のギータークラスでも、第2章は始めにしてハイライトでもあり、とても1回では終わらないのですが、今日はイントロ抜きでそのハイライトだ…

アシュタンガが万能ではない件について

漢方相談や漢方喫茶を始めたり、プチ断食の会などで、CHAZEN生の食生活やら、生活リズム、健康状態が明るみになり、想像していなかった事実を知ることになった。食生活にほとんど気を配っていないとか、夜型生活とか。見た目は健康そのものなのに、意外にも…

腸活三昧

断食の効能はありすぎて書ききれないけれど、オミクロンが感染爆発している今なら免疫強化を筆頭に挙げたいところ。腸のコンディションをととのえておくことが何よりの免疫強化に結びつく。とりわけワクチン打たない私などは、自前の免疫頼みだから、ウイル…

プチ断食の会を終えて

断食は多少なりとも健康上のリスクを伴うものなので、安易に他人に指導するものではないと考えているが、今のCHAZEN生に限定するならば可能ではないか。体力や状態を把握しているのでリスクがかなり低く、体調不良があっても対応できるだろうと判断してCHAZE…

「印哲喫茶」はじめます

めずらしくショーペンハウアーを手に取って、ちらりと幸福論なんぞ読み始めてみたけれど、本気にはなれないな。いや、つまらないとか難解ではなく、むしろあらゆるページに、その通り!とあいづちを打ちたくなるほどおもしろく読める。しかし、ものごとを眺…

カラダで知るほんとうに大事なこと

プチ断食の会、ひとりの落伍者もなく無事終了です。断食の効能を数え上げてみると、改めてその多さに驚かされます。身体的な病気予防&治癒の効果は枚挙にいとまがないほどですし、精神的な基盤、生きる上でのよりどころが確立され、個人的にも社会的にも安…

気分上がって、断食へGO

雪の翌朝、妙に気分がアガった。 真っ白な世界に陽が差すまぶしさや、チェーンをつけた車の走る音、角スコで氷をはがす音、すべてが私の記憶にある冬の光景だ。ベランダの植物に積もった雪を払っていたら、氷の生け花ができていた。 生けどころに困って蓮の…

ヘタをやらない言い訳にしない

毎年年初には、練習生ひとりひとりにメッセージを書いて渡しているが、もっと簡潔な、禅の言葉などを書くべきだと思ったのが昨年。しかし、毛筆が苦手すぎて諦めた。まず習字の練習をしなければ、と思いつつ、気づけば一度も筆を持たないまま1年が過ぎていた…

お屠蘇で謹賀新年

明けましておめでとうございます。大晦日と本日のレッドクラスは、いずれも坐禅からスタートする特別クラスでした。ほとんどの人は坐禅会や山の分校でのリトリートで坐禅を体験していますが、そういった機会を逃げるように避けている人は、さてどう感じたで…