CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

2020-01-01から1年間の記事一覧

お通夜風味の〜スートラクラス

久々に見た気がする。 座学のときに、どこか遠いところへ旅立っていく人たちの顔を......。かつてはギーターでもよく見られたけど、それを踏まえて加減して話すようになったのと、今は全体のレベルが上がっているせいで、近ごろはあまり見られなくなった光景…

フォース

あいかわらずアタマはおかしいのだけど、テレパシーの感度だけはよくなっているようで、最近CHAZENに来てない人やご無沙汰の誰かのことを考えていると間もなく連絡が来る。よくあることだけど、このところ集中して多発している。きのうも思いを致していた人…

無常迅速 落書無用

告白します。 このところ、ストレスで私ちょっとアタマがおかしくなっております。そんな大したストレスではないと思っていたのですが、先日アタマが痛くもあり今すぐマッサージしてもらいたいと、夜は出かけないはずの私が気づいたらネットで19時からの予約…

オマケから始まる道

アシュタンガヨガは、数多くある霊的修養のうちのひとつの方法です。 まず身体を調えることから先に入るので、現代人が実践すなわちプラクティスを始めるのに最適な道だと思っています。それを言うなら、巷にあふれるヨガのほとんどが身体を動かすヨガではな…

「ニャ」について考える

jñāna というのは知識という意味をもつサンスクリット語です。そもそもがサンスクリット語の音をカタカナで表記するのには限界があるのですが、それはさておき、この語は特に要注意です。日本語で書かれた(翻訳された)文献のほとんどは「ジュニャーナ」「…

超能力レベルアップ

秋の味覚が楽しみな季節になってきた。 軽井沢の発地市庭では信州産の葡萄がとてもおいしそうだったけど、まだまだ庶民にはお高くて指をくわえながら素通りしていた。そのせいか、本日のギータークラスのおやつを考えたときにふと「シャインマスカット!」と…

虹の橋を渡る

あれは7月。 都知事選の投票を終えて歩いていたら、かつての犬の朝練仲間ウラン嬢のお父さんとお母さんにばったり会った。CHAZENを始めてからは朝行くことができずご無沙汰だったのだけれど、ウラン嬢をはじめ、シューと同じ年代だった仲間たちはみんな虹の…

いつだっていい塩梅

8月の終わりごろ、ブログを書き始めたものの「お前の話はつまらん!」と思って途中でやめて、でも一応保存しておいたことがあった。いつも、そのときの気持ちを旬のまま書こうと思っているので、保存してもだいたいは破棄するのだけど、その後暗示的なことが…

リスペクト

犬に関心のないシューさんだけど、子どものころからなぜか大きい犬には興味をもち、親しげに近寄って行ったりするところがある。先日イングリッシュセッターのS嬢とA丈宅にお邪魔したときのこと。 やっぱりすんすんと匂いを嗅ぎに行くシュー、そしてそれをあ…

偉大なるグル

朝3時半ごろ外に出たら、うっすらと雲がかかった空にぼんやりと明るい光。きのうは満月だったけどまったく月が見えなかった。そのうち少しずつ雲が切れて、ところどころの雲間から星が見えた。シューさんの脚を拭いていると、木々の間にまんまるお月さま。ほ…

琴浦町の梨 2020

火曜日の朝5時ごろ、郵便受けに不在票を見つけた。前日の日中はずっとCHAZENにいたのになぜ? マイソール終了後にお山に行くので、土曜日まで受け取れないじゃないよ。果物だから早く受け取りたいけど、配送会社は過去に何度も嫌な思いをしたことのあるあの…

そろそろ呼ばれてるかも

昨日のスートラクラスに新人が仲間入りした。 おやつの「手作りおやき」におびき寄せられたともっぱらのウワサだけれど、これ以上避け続けられないと観念したのか、満を持しての参加。もっとも、このクラスの半数以上は2年目以降からの参加者なので、まず第1…

3年ぶりにバックベンドWSやります

東京の感染者が増えて一時は座学も延期を考えましたが、今は逆にできるだけ通常モードに戻すことを考えています。そこで9月の休日は、6日陰ヨガ、13日ギーター、20日フルプライマリーレッド、21日バックベンドWS、22日茶禅会、27日スートラとフルに企画を入…

あだやおろそかにすまじ

今度の日曜日はヨーガ・スートラのクラス。 仕込みは先月のうちにしてあるので、何を話そうと思っていたのかノートを見ていたのだけど、うわ、先月のことをすっかり忘れている......。分校にいる1カ月の間まったく勉強していなかっただけで、こんなにも忘れ…

バクティとは<私>を棄てること

ダイジェスト版バガヴァッド・ギータークラスの第3回は、バクティヨーガがテーマ。私はヨガに出会って真の意味で謙虚になることを学んだ。 なんでも自分の力でなにかを成し遂げようとしていたかつての自分に足りないものは、大いなるものにひれ伏してすべて…

課題があるから楽しいアシュタンガヨガ

「東京都 新型コロナ新たに256人の感染を確認。3日連続で200人超え」 これはきょうのNHKのニュースサイトのヘッドライン。毎日こんな調子なのでだんだん腹立たしくなってきた。「新たに256人の感染を確認」で十分だろ。「3日連続で200人超え」は余計なんだよ…

不安が妄想を生む

まだ肌寒い早朝に分校を出て、朝からあっつあつの東京に戻ってきました。 頭がボケボケなのは暑さのせいもありますが、考えすぎていたせいで大事なことがぼんやりしてしまったのでしょう。分校で陰ヨガの話をしていて毎年「夏の疲れをとる陰ヨガ」をやってい…

What a wonderful world

昨日からステイしていたゲストを駅に送り、夏の分校ステイがすべて終了しました。 残念な成り行きになってしまい、不完全燃焼感は大きいですが、そんな中にあっても訪れてくださったゲストがいたことに深く感謝いたします。今朝、坐禅が終わって散歩に出たと…

分校の生き物たち

昨年は毎回のようにシカに出会ったけれど、今年は一度だけ。 7月の早朝、ひとんちのお庭を眺めながら歩いていたので向こうのほうが先に気づいて固まっていたみたいだ。ちょっと先でキャヒーンと泣き叫んだ声で気づいたら、ダッと走り去るシカの後ろ半身が見…

CHAZENの2学期

さすがにお山も暑くなり、持病である夏の病で半日は倒れております。しかし、倒れている場合ではありません。1週間後にはもう神楽坂でマイソールが始まるのです。「毎日やるのがアシュタンガ」のもと、フルパスオンリーのマイソールクラスになってから1年。…

新鮮な空気を吸えるという幸福

お盆休みウィークの初日、朝イチで発地市庭に買い出しに行ったら混雑しており、レジは長蛇の列。電車通勤しない私にとってはコロナ後初の「やや密」状態でした。帰ってきていつもより念入りに鼻うがいまでしたのですが、ほどなくして頭痛が。まさかさっき感…

紫蘇ジュース

なんだかブログが書けません。時間の問題ではなく心境的に。書きたいこと、感じたこと、考えていることはあるのですが、言ってはいけないような、書いてはいけないような、見えないものに制止されているような感覚があるのです。こういうことは14年のブログ…

肉体労働の身体感覚

浅間山の向こう側から、叔母と従姉妹が訪ねてきてくれた。 ほぼ強制的にCHAZEN米のランチを食べていただく。久しぶりに会って普通によもやま話をしていたのだけれど、二人とも2カ月のステイホームで体重がかなり増加したそうで、特に叔母は着る服がなくなる…

天晴の分校ステイ

今回のステイもぐずついたお天気を覚悟していたけれど、ゲストを迎える準備をしていたら晴れてきた。ということで部長のお留守番が決定......。 ストーブの上に花を置けるのも今だけ 信濃追分駅でゲストをピックアップ。久しぶりの青空のなか、窓から入って…

電力使いまくり

自主ロックダウン中は極力電気やガスを使わずに生活していたけれど、いまは電気に頼りっぱなしである。湿気がすごいので6月からは除湿機が欠かせない。留守中も湿度が上がると作動するようにセットしホースをつないで排水しているので、住んでいないのに電気…

まるごと雨の分校ステイ〜食事編

平均的には一学期が終わって夏休みに入ったとたん炎天下になるはずなのですが、梅雨が明ける気配すらないのは、海も山も花火もお祭りもない、年だからでしょうか。いや、学校が夏休みにすらならないからでしょうか。そんな雨続きの中、夏の分校ステイ最初の…

こころの再生のために

ごきげんよう。 夏の分校滞在3日目となりました。 コロナもひどいけど、とにかく長梅雨がひどいです。昨年もでしたが、今年はそれを上回っています。 今朝のビミョーな空 きのうの作業はまず、浄化槽の上のコンクリートに2センチくらいたまっていた泥を掻き…

気づきのヨーガ・スートラ

再開後2回目のヨーガ・スートラクラスは、八支則のパートが終わって難しいインド哲学のパートに入りました。学問的な読み方をしたらおそらく9割の人は眠るか、頭の中が混乱するだけで終わってしまうであろうとみて、そこには深く踏み込まないことにしました…

Go to, or Not go to?

(私が書くまでもなく)感染が拡大しています。 緊急事態宣言解除になった当初、山籠もりでたまっていた用事や買い物のためによく出かけていましたが、電車も街もガラガラでした。もう鬼がいなくなったとばかり人々が外出するようになったら、たちまちこうな…

BeTuber的茶禅会

今度はオフラインの茶禅会でした。 平日に設定したのは、コロナで外出自粛中に突如として坐禅をやってみたくなった人の存在があったからです。以前茶禅会に誘ったら思いっきり拒否られたことがあったので、それはぜひとも開講せねばと思っていたわけです。平…